| 企業・団体名 | タツモ株式会社 様 |
|---|---|
| 実施内容 | 「社内AI基礎講座」 |
| 日時 | 2024年7月11日 本社 2024年7月18日 井原工場 |
| 場所 | 本社 会議室(岡山市) 井原工場 会議室(井原市) |

セミナー内容
タツモ株式会社様からのご依頼により、本社および井原工場にて個別に「社内AI基礎講座」を実施いたしました。
講座では、同社の社員の皆様に向けて、AIの基本概念から製造業における実践的活用法まで体系的に解説。「2025年の崖」などデジタル変革の必要性を背景に、AI導入による業務効率化・品質向上・人材不足対策・新たな付加価値創出の4つのメリットを具体的に提示いたしました。
特に注目されたのは、製造業に特化した豊富な活用事例です。不良品検知システム、設計部門での図面チェック自動化、営業部門での提案資料生成に加え、タツモ株式会社の業務に直結するマニュアル・規程文書の要約、技術情報の検索・翻訳、顧客対応メールの自動生成、新規事業企画のアイデア支援など、即戦力となる活用法を詳細に紹介しました。
ハイライトは、ChatGPTを用いたプロンプトエンジニアリングの実習。受講者が実際に質問の仕方を変えて結果の違いを体験し、「AIを正しく使う力(リテラシー)が企業競争力を左右する」ことを実感していただきました。情報漏洩リスクや生成内容の正確性確認など、導入時の注意点についても詳しく解説しました。
受講者からは「AIが遠い未来の技術ではなく今すぐ使える実務ツールであることが分かった」「人材不足をAIで補い、付加価値の高い仕事に集中できる可能性を感じた」といった声が寄せられ、「AIを使いこなす組織文化」醸成に向けた実践的な指針となる講座となりました。


OFFICE TAMAKIからのメッセージ
タツモ株式会社の皆様と、本社・井原工場での2回にわたるAI基礎講座を通じて、共に学ばせていただけたことを心から感謝しております。
最初は「AIって本当に製造業の現場で使えるの?」という疑問をお持ちだった方も、ChatGPTのプロンプト実習を体験され、質問の仕方次第で結果が劇的に変わることを実感していただけたのではないでしょうか。不良品検知や図面チェック、技術情報の翻訳など、皆様の日常業務に直結する活用法をご覧いただき、AIが「遠い未来の技術」ではなく「今すぐ使える実務ツール」であることを理解していただけたと思います。
「2025年の崖」を前に、製造業界は大きな変革期を迎えています。しかし、タツモ株式会社の皆様には、長年培ってきた技術力と品質へのこだわりがあります。AIはその強みを更に活かし、人材不足を補いながら、社員の皆様が付加価値の高い創造的な仕事に集中できる環境を作る強力なパートナーです。
重要なのは、今回学んだAIリテラシーを組織全体で共有し、「AIを使いこなす文化」を醸成することです。まずは小さな業務から試し、成功体験を積み重ねながら、徐々に全社的な活用へと展開していってください。
OFFICE TAMAKIは、タツモ株式会社様が製造業界のリーダーとして、AIを活用した持続的な競争力強化を実現するお手伝いを続けてまいります。実践での課題や新たな活用アイデアについても、いつでもお気軽にご相談ください。

