| 企業・団体名 | 総社ロータリークラブ |
|---|---|
| 実施内容 | 「生成AIで仕事が変わる!~地元企業でも始まっている生成AIの使い方とは?~」 |
| 日時 | 2025年7月31日(木) |
| 場所 | サンロード吉備路 |

セミナー内容
総社ロータリークラブ様からのご依頼により、生成AI活用に関する卓話を実施いたしました。
日本企業の生成AI活用率が19.2%にとどまる中、「認知はしているが、活用できていない」という現状を打破すべく、ChatGPTを中心とした具体的な活用方法をご紹介しました。商品キャッチコピー作成、ビジネスメール作成、画像生成など、明日から実践できる活用例を実演し、参加者の皆様に生成AIの可能性を体感していただきました。
特に注目を集めたのは、岡山県内の実例です。医療分野では音声認識AIによるカルテ作成システム「medimo」が県内50近くの医療施設で稼働し、製造業では過去20年間の改善事例をAIに学習させた「カイゼンGAI」により改善提案件数が前年比300%増加した事例をご紹介しました。建設業での見積もり作成時間89%削減、社会福祉法人でのケース記録作成時間78%短縮など、具体的な数値と共に投資対効果を解説しました。
「AIは道具」「小さく始める」「今が始めどき」という3つの重要ポイントを強調し、パイロット実施から段階的展開まで、リスクを抑えた導入アプローチをご提案。参加者からは「具体的で分かりやすく、すぐに試してみたくなった」「自社でも活用できそうなヒントを得られた」とのお声をいただきました。

OFFICE TAMAKIからのメッセージ
この度は貴重な卓話の機会をいただき、心より感謝申し上げます。皆様の真剣な眼差しと積極的なご質問から、総社の未来を真剣に考えておられる熱意を強く感じました。
ロータリークラブの皆様は、それぞれの分野でリーダーシップを発揮され、地域経済を支える重要な役割を担っておられます。そんな皆様が生成AIという新しい技術に関心を持ち、前向きに検討されている姿勢こそが、総社の明るい未来を約束するものだと確信しています。
「奉仕の理想」を掲げるロータリーの精神と、AIがもたらす業務効率化は、実は深く結びついています。AIによって生み出された時間を、より質の高い顧客サービスや地域貢献活動に充てることができるからです。皆様の企業でAI活用が進めば、従業員の働き方が改善され、その家族も幸せになり、地域全体に好循環が生まれます。
総社は歴史と伝統を大切にしながら、新しいものを柔軟に取り入れる進取の気性に富んだ街です。備中国分寺の五重塔のように、しっかりとした基盤の上に、最新技術という新たな層を積み重ねることで、他地域のモデルとなる「AI活用先進都市」になれると信じています。
OFFICE TAMAKIは、皆様の挑戦を全力でサポートいたします。まずは一社でも成功事例を作り、その経験を皆様で共有していく。そんな総社モデルを一緒に構築していければ幸いです。
皆様の企業の発展が、総社の発展につながり、岡山全体の活性化につながる。その第一歩を、共に踏み出しましょう。

